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セサミンと一緒に摂りたい青汁

セサミンと青汁を一緒に摂ると相乗効果はあるの?

ゴマ由来の栄養素で、生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果があることで人気があるセサミン。
一方、古くから生活習慣病の予防で親しまれている健康食品に、青汁があります。
どちらも植物から採れる健康食品ですが、一緒に摂取すると相乗効果はあるのでしょうか?
今回は、セサミンと青汁の相乗効果についてお話します。

青汁とは

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青汁は緑黄色野菜を絞った汁のことです。
青汁が販売された当初は、アブラナ科でキャベツに近いケールが原料の中心でしたが、最近では大麦若葉が主流になっています。
また、製造業者により配合する野菜類は異なり、小松菜やヨモギ、抹茶、果物などがブレンドされている場合があります。

当初は「まずい」と悪評が先行していましたが、液体なので食物の野菜のように咀嚼が要らず、最近は味も改良が加えられ飲みやすくなっています。
特に野菜嫌いには、僅かな量で一気に野菜の栄養素が摂れる効率の良い食品です。

青汁の栄養価

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青汁は配合されている野菜で栄養素が異なりますが、概ね各種ビタミン類が豊富で、特に緑黄色野菜に多いビタミンCが豊富です。
また、野菜をそのまま絞っているので食物繊維も豊富です。
また、カルシウムやカリウム、鉄、亜鉛といったミネラルも多く含有しています。

セサミンと青汁の相乗効果

セサミンはゴマ全体の僅か1%に満たない栄養素で、ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは油に溶ける抗酸化物質で、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似た植物エストロゲンの作用も併せ持っています。

セサミンと青汁を一緒に摂取すると、
(1)活性酸素の除去
(2)血中コレステロールの低下
(3)肥満予防
(4)美肌
に、効果を発揮します。
セサミンと青汁がどのように体に作用するのか、詳しく見てみましょう。

活性酸素の除去

活性酸素は体の劣化を促進する

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体内では細胞のミトコンドリアがエネルギーを生産したり、紫外線を浴びたりすると活性酸素※1が発生します。
活性酸素は体の組織と結合すると変質化させてその機能を喪失させ、遺伝子情報を司るDNAやRNAを破壊し、正常な細胞分裂をできなくします。
そのため、体内では様々な抗酸化物質が作用し、抗酸化物質の除去を行っていますが、抗酸化物質が不足すると活性酸素の影響で体の機能が劣化し、老化の原因になります。

※1 活性酸素とは、呼吸によって発生するため、常に体内に存在する物質。喫煙やストレスによって増えすぎると細胞を酸化させる。

セサミンと青汁は抗酸化作用が強い

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セサミンは脂溶性の抗酸化物質ですが、青汁に豊富なβカロテン、ビタミンC、ビタミンEも体内で抗酸化物質として作用します。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、抗酸化物質として作用します。

また、青汁は体内でSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)酵素の原料となる亜鉛、鉄、銅が豊富で、大麦若葉が原料ならSOD酵素をそのまま豊富に含有しています。
さらに、セサミンは青汁に豊富なビタミンEを活性化する作用があるので、体内で発生する活性酸素の除去を効果的に行えます。

血中コレステロールを下げる

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青汁に豊富な食物繊維は、食物で一緒に摂取した余分な脂質を小腸で絡め捕り、糞便と共に体外に排泄する効果があります。
セサミンは小腸からのコレステロールの吸収を阻害すると共に、肝臓でのコレステロールの合成も阻害する作用があります。
そのため、セサミンと青汁を一緒に摂取すると、体内へ吸収されるコレステロールが減り、血中コレステロールを下げられます。

肥満予防

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肝臓で糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素をエネルギーに代謝※2する際に、補酵素として作用するビタミンB群が必要です。
肝臓でビタミンB群が不足すると、三大栄養素を十分にエネルギーに代謝できず、逆に脂肪に変換してしまいます。

青汁はビタミンB群が豊富なので、効率よく三大栄養素をエネルギーに代謝し、脂肪の蓄積を予防します。
セサミンは、脂肪からエネルギーを取り出す際に必要な、脂肪酸β酸化系酵素や脂肪酸酸化系酵素の発現を増やし、脂肪の燃焼を促進するので、肥満が解消できます。

※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。

美肌効果

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皮膚が紫外線を浴びると、皮膚の組織の中にある酸素の電子が弾き飛ばされ活性酸素が発生し、皮膚の保湿成分であるコラーゲンや皮膚の細胞の劣化を促進します。
青汁のビタミンCはコラーゲンを、βカロテンから返還されたビタミンAやビタミンEは皮膚の細胞を、活性酸素の酸化作用から守る役割があります。
セサミンはビタミンEや、皮膚の細胞内で抗酸化物質として作用するグルタチオンを活性化する作用があるので、肌を活性酸素の害から守ります。

また、肌は新陳代謝※3が活発な器官で、加齢などで新陳代謝が低下すると肌が劣化します。
女性の肌の新陳代謝はエストロゲンが関与しているので、植物エストロゲンの作用があるセサミンは肌の新陳代謝を活性化します。
また、青汁の亜鉛や葉酸、ビタミンB6は肌のたんぱく質の合成に関与しているので、青汁とセサミンを摂取すると若々しい肌を保てます。

※3 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。

まとめ

青汁は各種緑黄色野菜を絞った食品なので、各種ビタミン類やミネラル、食物繊維が豊富です。
青汁のビタミンの中には抗酸化作用があるものがあり、同じ抗酸化作用のあるセサミンと一緒に摂取すると、体内の活性酸素の除去能力が高まり、健康や美肌を実現できます。
また、青汁とセサミンは血中コレステロールや、肝臓に蓄積した脂肪を減らす効果もあるので生活習慣病の予防もできます。
セサミンと青汁は、健康維持やアンチエイジングに相乗効果を発揮する良い組み合わせです。

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