メインイメージ

セサミンの肝臓への三大効果

セサミンと肝臓の関係

ゴマの稀少な栄養素として、アンチエイジングや体質改善の効果があることで人気のセサミン。
しかし、セサミンがどうしてこのような効果を発揮するのか、よく分からない方が多いのではないでしょうか。
実は、セサミンは肝臓への健康効果が高く、しかも3つの大きく異なる効果を発揮します。
今回は、セサミンの肝臓への三大効果についてお話します。

肝臓の働き

詳しい説明(クリックで展開)

肝臓は「生体の化学工場」と呼ばれ、1つの器官で様々や役割を果たし、分かっているだけで500種以上もの役割があると言われています。
肝臓の主な役割は、糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素の代謝※1、各種たんぱく質や酵素の生産、解毒、胆汁の生産、鉄の貯蔵、免疫系の維持などです。
どれも、生体の維持に重要な機能です。
そのため、肝臓の機能が低下すると、体の機能の維持ができなくなり、体に様々なトラブルを抱えることになります。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。

一方、肝臓は機能が低下しても、肝臓から何かしらのシグナルがあることはほとんどありません。
肝臓の不具合は関連する末梢の器官に現れるので、普通の人は通常その末梢の不具合の改善に終始し、その原因が肝臓由来だとは夢にも思いません。
そのため、健康を維持するには、何よりも肝臓の機能の維持が重要になります。

セサミンとはどんな成分?

詳しい説明(クリックで展開)

セサミンはゴマの僅か1%にも満たない栄養素で、ゴマの脂質に含まれるゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質と、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似た植物エストロゲンの作用を併せ持っています。
セサミンがどのように肝臓に作用すると、肝機能の維持をすることができるのか、詳しく見ていきましょう。

セサミンの肝臓への三大効果

セサミンは肝臓の活性酸素を除去する

肝機能の低下を招く活性酸素

詳しい説明(クリックで展開)

肝臓は代謝や解毒の仕事を担う過程で、その副産物として大量の活性酸素※2が発生します。
また、肝臓は酸素を運ぶために必要な鉄を貯蔵しているため、この鉄からも活性酸素が発生し、体全体に発生する活性酸素の実に8割が、肝臓から発生していると言われています。
活性酸素は肝臓の細胞を傷つけ炎症を起こし、また肝臓の細胞が活性酸素と結合するとその機能が喪失し、肝機能が低下します。

※2 活性酸素とは電子が欠損し物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

セサミンは肝臓で抗酸化物質として作用する

詳しい説明(クリックで展開)

セサミンは抗酸化物質ですが、そのままではほとんど作用しません。
セサミンは体内に吸収されると、血液で肝臓に運ばれ、そこでカテコール体に代謝されることで抗酸化物質として活性化します。

また、セサミンは肝臓で生産される抗酸化物質のグルタチオンや、同じ脂溶性の抗酸化物質であるビタミンEを活性化する作用があり、肝臓での活性酸素の除去を促進します。
その結果、肝臓の活性酸素が減り、肝機能が改善するので、体全体の機能が維持できるようになります。

セサミンの抗酸化作用に関する詳しい説明>>

セサミンは肝臓の脂肪を減らす

詳しい説明(クリックで展開)

セサミンは、肝臓が余ったエネルギーを脂肪に変える際に働く、脂肪酸合成酵素の作用を抑制する効果があります。
また、同時に肝臓に蓄積した脂肪からエネルギーを取り出す際に必要な、脂肪酸β酸化系酵素や脂肪酸酸化系酵素の発現を増やし、脂肪燃焼効果を高める効果があります。
セサミンは三大栄養素をエネルギーとして使える形に代謝する肝臓の機能を改善する作用もあるため、肝臓での脂肪燃焼が促進され、肥満を解消できます。

セサミンの肝臓の脂肪に対する詳しい効果>>

セサミンは肝臓のコレステロールの合成を減らす

詳しい説明(クリックで展開)

コレステロールは、私たちの体の組織を形作る細胞の細胞膜の原料となったり、各種ホルモンの材料となったりするので、必要不可欠な脂質です。
しかし、過剰なコレステロールは血中の脂質を増大させ、血液がドロドロになる高脂血症を引き起こし、動脈硬化をはじめとした生活習慣病のリスクを高めます。

セサミンは、小腸でのコレステロールの吸収や、肝臓での悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの合成を阻害する作用があります。
また、LDLコレステロールは肝臓にある脂肪を原料に生産されるので、脂肪燃焼効果のあるセサミンは、過剰なLDLコレステロールの減少に大いに役立ちます。

セサミンのコレステロールに対する詳しい効果>>

まとめ

ゴマ由来の栄養素であるセサミンは、抗酸化物質と植物エストロゲンの作用を併せ持ち、主に肝臓で作用するという特性があります。
肝臓は生体を維持するための様々な役割を担い、肝機能が低下すると体の各所で不調が生じます。

セサミンは肝機能低下の原因である活性酸素の除去を行うと共に、肝臓の脂肪を減らし、肝臓で生産されるコレステロールの合成を阻害します。
その結果、生活習慣病のリスクが軽減し、体の健康を保てます。
セサミンの三大効果で肝臓をいたわり、日々の健康維持にセサミンをお役立てください。

この記事に関連する記事はこちら