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セサミンと一緒に摂りたいローヤルゼリー

セサミンとローヤルゼリーは相性抜群

ゴマ特有の栄養素として注目を浴びている、セサミン。
生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果がある一方、ゴマの僅か1%に過ぎない稀少な栄養素なので、サプリメントで愛用している方も多いことでしょう。
一方、稀少な栄養素として古くから知られているのが、蜜蜂が生産するローヤルゼリーです。
実はセサミンとローヤルゼリーには共通する作用があり、一緒に摂取すると相乗効果を発揮します。
今回は、セサミンとローヤルゼリーの相乗効果についてお話します。

ローヤルゼリーとは

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ローヤルゼリーとは、蜜蜂の働き蜂が花粉を食べ、体内で合成した分泌物です。
ローヤルゼリーは、女王蜂になる幼虫だけが食べることを許され、女王バチは生涯に渡りローヤルゼリーを食べ続けます。
蜜蜂の女王蜂は他の働き蜂に比べ体が2~3倍も大きく、しかも毎日約1,500個もの卵を産み、寿命も30~40倍あります。
そのため、古くからローヤルゼリーには特別な力がある栄養食と考えられています。

ローヤルゼリーの成分

ローヤルゼリーの6割以上は、水分です。
それ以外にたんぱく質が豊富で、体に必要なアミノ酸を全て含有しています。
また、体内のエネルギー代謝※1に必要なビタミンB群、鉄や亜鉛、カルシウムといったミネラルなど、40種類もの栄養素を含有するといわれています。

※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。

しかし、ロイヤルゼリーが高い健康効果を発揮するのは、
(1)10-ヒドロキシ-2-デセン酸
(2)アセチルコリン
(3)類パロチン
(4)ビオプテリン
(5)ロイヤラクラチン
という、特徴的な有効成分を含有しているからです。

10-ヒドロキシ-2-デセン酸

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10-ヒドロキシデセン酸はローヤルゼリーだけが含有する、特殊な脂肪酸です。
10-ヒドロキシデセン酸は抗酸化作用と強力な殺菌作用があり、さらにエストロゲン様物質やインスリン様物質としても作用します。
そのため、更年期障害や糖尿病、美肌、アンチエイジングなど、様々な健康効果があると言われています。

アセチルコリン

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アセチルコリンは、人体で自律神経の副交感神経や運動神経から放出される神経伝達物質です。
そのため、体内でアセチルコリンの生産が減少すると、自律神経が乱れ運動障害を引き起こします。
また脳内でも作用し、アセチルコリンが減少するとアルツハイマー病のリスクが高まると言われています。

類パロチン

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類パロチンは、人間の体内で生成されるホルモンのパロチンと似た作用がある成分です。
パロチンは人の耳下腺から分泌される唾液腺ホルモンの一種で、筋肉や内臓、骨などの発育を促し、細胞を若々しく保つ作用があるため「若返りホルモン」とも呼ばれています。
パロチンは特に骨端軟骨の増殖を促す作用に優れ、更年期障害で多い骨粗しょう症を緩和する薬剤としても使用されます。

ビオプテリン

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ビオプテリンは、ノーベル化学賞受賞者でドイツの生化学研究家のA.F.J. ブーテナントによって1957年に発見された成分です。
ビオプテリンは抗酸化作用のある補酵素の一種で、成長促進効果があります。
また、人にやる気を起こす興奮性の脳内ホルモンのドーパミンの合成を促す作用があります。

ロイヤラクラチン

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ローヤルゼリーに含まれる特殊なたんぱく質です。
ローヤルゼリーを与えることで女王蜂になる原因物質と考えられ、ショウジョウバエに与えると巨大化させる作用もあるという研究結果もあります。

セサミンとは

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セサミンはゴマ全体の僅か1%に満たない栄養素で、ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質と、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似た植物エストロゲンとしての作用を併せ持っています。

セサミンはそのままでは抗酸化物質としてほとんど作用しませんが、体内に吸収され肝臓に運ばれると、そこでカテコール体に代謝されて抗酸化物質として活性化します。
そのため、セサミンは肝臓での抗酸化作用が非常に高い栄養素です。

セサミンとローヤルゼリーの相乗効果

ローヤルゼリーの健康効果で最も有効な栄養素とされているのが、10-ヒドロキシ-2-デセン酸です。
セサミンはポリフェノール、10-ヒドロキシ-2-デセン酸は脂肪酸という違いがありましが、共に抗酸化作用とエストロゲン様物質としての作用を合わせ持っています。
また、セサミンも10-ヒドロキシ-2-デセン酸もそれぞれ別の健康効果があり、ローヤルゼリーは他の栄養素も豊富なので、一緒に摂取すると相乗効果を発揮します。

生活習慣病の予防

生活習慣病は肝臓の機能低下が原因

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肝臓は別名「生体の化学工場」と呼ばれ、1つの臓器でエネルギー代謝、たんぱく質や酵素の生産、解毒、鉄の貯蔵、各種分泌物の生産など様々な役割を担います。
動脈硬化や糖尿病、肝炎といった生活習慣病は、加齢やストレスなどで肝機能が低下することで発症します。
肝機能低下の原因の一つが、肝臓で発生する活性酸素※2です。

※2 活性酸素とは電子が欠損した物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

活性酸素と肝機能の低下の関係

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肝臓の主な役割の一つが、エネルギーの生産です。
エネルギーの生産を行うのは細胞内にあるミトコンドリアで、栄養素と酸素を取り込んでエネルギーを生産しますが、その際に副産物として活性酸素が発生します。
また、肝臓に貯蔵される鉄からも活性酸素が放出されます。
そのため、体内で発生する活性酸素の実に8割が、肝臓で生産されていると言われています。

活性酸素は肝臓の組織と結合して変質化し、その機能を喪失させます。
そのため、肝臓では様々な抗酸化物質が生産され、また栄養素として抗酸化物質を取り込むことで自らが発生する活性酸素を除去します。
しかし、加齢で代謝機能が低下すると、体内で生産する抗酸化物質が減少し、活性酸素を十分に除去できなくなります。

その結果、肝臓の組織の機能が低下し、エネルギー代謝も低下するので、肝臓に脂肪が蓄積し肥満になりやすくなります。
肝臓で脂肪が増えると、中性脂肪や悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールが増え、血糖値を下げるインスリンの効果も低下し、生活習慣病のリスクが高まります。

セサミンの肝臓への作用で生活習慣病を予防

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セサミンは肝臓で自らが抗酸化物質として作用する以外に、肝臓で生産される抗酸化物質のグルタチオンや、必須栄養素で抗酸化作用のあるビタミンEの作用を強化します。
また、肝臓に蓄積した脂肪からエネルギーを取り出す脂肪酸β酸化系酵素や、脂肪酸酸化系酵素の発現を増やす作用があるため、肝臓の脂肪燃焼にも効果を発揮します。
さらに、セサミンは肝臓で生産されるコレステロールを阻害する作用もあるので、動脈硬化のリスクを軽減し、生活習慣病の予防に効果を発揮します。

ローヤルゼリーで生活習慣病を予防

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ローヤルゼリーの10-ヒドロキシ-2-デセン酸も、肝臓で抗酸化物質として作用します。
また、10-ヒドロキシ-2-デセン酸は血中のコレステロールを下げる作用があります。
さらに10-ヒドロキシ-2-デセン酸はインスリン様物質として作用するので、肥満により分泌が減少したインスリンの代用として、血糖値を下げる作用があります。

他にも、ロイヤルゼリーに含まれるアセチルコリンは血管を拡張させる作用があるので、10-ヒドロキシ-2-デセン酸の作用と共に血流を良くし、動脈硬化のリスクを軽減します。

更年期障害の緩和

更年期障害とは

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更年期障害は、加齢で女性ホルモンのエストロゲンの生産が減少することで発症します。
エストロゲンは生殖機能の維持以外に、女性の場合は新陳代謝※3や自律神経の正常化にも関わっています。

※3 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。

そのため、エストロゲンが減少すると新陳代謝が低下し、骨粗しょう症のリスクが高まり、肌荒れや髪の艶が失われ、肥満になりやすくなります。
また、自律神経の乱れで動悸や息切れ、頭痛といった肉体面や、イライラや不安など精神面の不調が続くようになります。

セサミンと10-ヒドロキシ-2-デセン酸はエストロゲンの代用になる

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セサミンと10-ヒドロキシ-2-デセン酸は共に分子構造が女性ホルモンのエストロゲンと似ており、加齢で生産力が減少したエストロゲンの代用として作用します。
また、ローヤルゼリーの類パロチンは骨の形成に作用するので、更年期障害で怖い骨粗しょう症のリスクを軽減します。

美容効果

肌も活性酸素で劣化する

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皮膚は本来、紫外線やウィルスなどから皮膚の下の組織を守るために存在します。
紫外線は貫通力が強い電磁波で、皮膚の下にある細胞内の酸素の電子を弾き飛ばし、活性酸素を作り出します。
皮膚の組織は活性酸素と結合すると劣化し、シワや肌荒れの原因になります。
そのため、皮膚はメラニン色素を合成して紫外線を吸収しますが、加齢などでエストロゲンの分泌が減少すると肌の新陳代謝が低下し、シミの原因になります。

セサミンと10-ヒドロキシ-2-デセン酸で美肌を実現

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セサミンは抗酸化物質として皮膚の細胞膜で作用するビタミンEや、皮膚の細胞内で作用するグルタチオンを強化する作用があり、紫外線から皮膚を間接的に守ります。

ローヤルゼリーの10-ヒドロキシ-2-デセン酸も皮膚で発生する活性酸素を除去する作用があり、シミを減らす作用があります。
さらに、ニキビの原因となる皮脂の分泌をコントロールする作用もあります。
また、セサミンも10-ヒドロキシ-2-デセン酸も、エストロゲン様物質として肌の新陳代謝を活性化するので、肌を若々しく保てるようになります。

アルツハイマー型認知症の予防

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アルツハイマー型認知症は、脳で発生する活性酸素により脳の神経細胞が死に、脳が委縮することで発症します。
脳で抗酸化物質として作用するのが、セサミンで抗酸化作用が強化されたビタミンEやグルタチオンで、脳の神経細胞を活性酸素から守ります。
また、ローヤルゼリーは、加齢で減少するとアルツハイマー型認知症を引き起こすアセチルコリンを含有しているので、その予防に効果を発揮します。

まとめ

ローヤルゼリーは女王蜂のために働き蜂が体内で合成する成分で、各種アミノ酸やビタミンB群、各種ミネラルを含有し、さらにローヤルゼリー特有の栄養素も豊富です。
ローヤルゼリーの代表的な有効成分が10-ヒドロキシ-2-デセン酸で、セサミンと同様に抗酸化作用やインスリン様物質としての作用があり、さらインスリン様物質の作用もあります。

セサミンとローヤルゼリーは相乗効果があり、抗酸化物質として肝臓で作用することで動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病のリスクを軽減します。
また、共にエストロゲン様物質として作用するので更年期障害や美容にも効果があります。
さらに、セサミンとローヤルゼリーに含まれるアセチルコリンはアルツハイマー型認知症の予防にも効果を発揮します。
セサミンとローヤルゼリーは、健康維持やアンチエイジングに相乗効果を発揮するとても良い組み合わせです。

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