メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

セサミンとカフェインを一緒に摂取していいの?

セサミンとカフェインを一緒に摂取

アンチエイジングや生活習慣病の予防に効果があり、ゴマ由来の栄養素としてサプリメントで人気を博しているセサミン。
サプリメントを摂取する時は飲み物が必要ですが、水の代わりにお茶やコーヒーと一緒に飲んでいる方も意外と多くいます。
医者で処方される医薬品の中には、お茶などカフェインの入っている飲み物との服用を禁止しているものが多くありますが、セサミンとカフェインの場合はどうでしょうか?
今回は、セサミンとカフェインの飲み合わせについてお話します。

カフェインとは

詳しい説明(クリックで展開)

お茶やコーヒー、カカオなどに含まれるカフェインは、天然由来の有機化合物のアルカロイドの一種です。
カフェインは覚醒作用で知られますが、他にも様々な薬理効果があり、医薬品として当初は抗炎症剤として用いられていました。
カフェインは他にも利尿作用や、気管支平滑筋弛緩による呼吸の増大、心筋収縮力の増大、血管拡張作用、脳細動脈の収縮など、体の様々な生理機能に作用します。

カフェインは医薬品との併用は避ける

詳しい説明(クリックで展開)

カフェインは、体の様々な生理機能に作用するため、医薬品と一緒に服用するとその効果を打ち消したり、或いは亢進したりします。
そのため、僅かな量で体に作用する薬と一緒に服用すると、薬が効きすぎて逆に体に負担を掛けてしまう場合があります。

セサミンとカフェインの併用は?

セサミンは薬ではなくゴマ由来の栄養素で、ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは薬のように即効性のある成分ではなく、継続して摂取することで徐々に体質を変えていき体の健康に寄与します。

そのため、セサミンとカフェインを一緒に摂取しても、カフェインがセサミンの効果を急激に亢進したり、打ち消したりして体に負担を掛けることはありません。
また、ゴマと一緒にお茶やコーヒーを摂取しても体に害がないように、ゴマの栄養素であるセサミンをカフェインと一緒に摂取しても、体に悪い影響が出ることはありません。

セサミンとカフェインは相乗効果がある

セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質で、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似た植物エストロゲンの作用を併せ持った栄養素です。
実は、セサミンとカフェインは一緒に摂取すると(1)ダイエット効果と(2)脳の老化防止に相乗効果を発揮します。

ダイエット効果

詳しい説明(クリックで展開)

カフェインは血管や気管支の平滑筋を弛緩し、運動機能を向上させる効果があります。
そのため、呼吸量と発熱量が増大し、皮下脂肪の燃焼効果を高めます。
一方、セサミンは、肝臓に蓄積した脂肪からエネルギーを取り出す際に必要な脂肪酸β酸化系酵素や脂肪酸酸化系酵素の発現を増やし、脂肪の燃焼を促進する作用があります。
セサミンとカフェインを一緒に摂取し運動を行うと、運動効率と脂肪燃焼効率が上がり、ダイエット効果が高まります。

脳の老化予防

アルツハイマー型認知症の原因はβアミロイド

詳しい説明(クリックで展開)

40歳を過ぎると、脳内にβアミロイドと呼ばれる特殊なたんぱく質が蓄積するようになります。
βアミロイドは活性酸素※1を放出し、脳の神経細胞を破壊し、長い時間をかけ徐々に脳を委縮させます。
そのため、60歳を過ぎると脳の萎縮によって発症するアルツハイマー型認知症のリスクが高まります。

※1 活性酸素とは電子が欠損し物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質が有ります。

カフェインとセサミンはβアミロイドの作用を抑制する

詳しい説明(クリックで展開)

カフェインはこのβアミロイドを合成する酵素の作用を抑制する効果があり、βアミロイドの蓄積を減らします。
セサミンは、脳の神経細胞内で抗酸化物質として作用するグルタチオンや、脳の神経細胞の酸化を抑制するビタミンEの抗酸化作用を強化する効果があります。
そのため、βアミロイドが放出する活性酸素を除去し、老化による脳の神経細胞の減少を抑制します。

カフェインは記録や学習能力も高める

詳しい説明(クリックで展開)

カフェインは興奮性の脳内ホルモンで、快楽を司るドーパミンの分泌を増やす効果があります。
ドーパミンはやる気を出し、集中力が増す作用があるので、記憶力や学習意欲を高め、認知症を予防できます。
しかし、加齢によってドーパミンの生産力が低下することが知られているので、カフェインでドーパミンの分泌を増やすことは、脳の老化予防に繋がります。

カフェインの過剰摂取は控える

詳しい説明(クリックで展開)

カフェインが体に良い効果があると言っても、飲み過ぎは不眠やめまいなど体に悪影響を与えます。
WHO(世界保健機関)では、カフェインの摂取量は1日300mgまでを上限にしています。
これは200mlのマグカップであればコーヒー2.5杯分で、3g以上摂取は致死量に相当します。
また妊婦の場合、胎児はカフェインの代謝※1能力が殆どないので、摂取は控えた方が賢明です。

※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。

まとめ

お茶やコーヒーに含まれるカフェインは、体の様々な生理作用に働きかけるので医薬品と一緒に服用すると体に悪影響を与える場合があります。
しかし、セサミンは医薬品ではないので、カフェインを含む飲料と一緒に摂取しても問題はありません。
セサミンとカフェインは一緒に摂取するとダイエットと脳の老化予防に効果を発揮するので、睡眠障害にならない朝や日中に摂取すると相乗効果を実感できます。

この記事に関連する記事はこちら