セサミンと風邪薬の併用は?
セサミンと風邪薬を併用すると悪影響はあるの?
生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果があり、ゴマ由来の栄養素として各社から様々なサプリメントが販売されているセサミン。
毎日の健康維持に既にセサミンを愛用している方も多いと思いますが、風邪をこじらせた時に風邪薬と一緒にセサミンを摂取してもいいのでしょうか?
世間では、薬と薬の飲み合わせは特に注意が必要と言われています。
今回は、セサミンと風邪薬の飲み合わせについてお話します。
風邪とは
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風邪は鼻腔や咽頭など上気道と呼ばれる場所にウィルスが感染することで起こる、発熱、咳、痰、鼻水、鼻づまりといった諸症状を言います。
実は、私たちが一般に風邪という症状に効く特効薬はありません。
一般に細菌感染した時は抗生物質が処方されますが、抗生物質は菌類には効果があっても、ウィルスには効果がありません。
風邪は体内の免疫機能さえ正常であれば、薬を飲まなくても1~2週間、長くても3週間ていどで自然治癒します。
そのため、風邪を引いてまったら安静にして体を休め、十分な栄養を摂り無理をしないことが一番の特効薬です。
風邪の症状と薬
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風邪を引いて発熱や咳、鼻水などの諸症状は、体内に侵入したウィルスと免疫系が戦っていたり、体外に排泄しようしたりすることで起こります。
このような症状は肉体的にも精神的にも日常生活に支障をきたすため、対処療法として薬を服用します。
そのため、くしゃみや鼻水であれば抗ヒスタミン剤、発熱であれば解熱剤、痰であれば去痰成分など、風邪の症状によって処方される薬は異なります。
例えば、風邪を引くと体温が上がるのは、体温を上げると白血球が活性化しウィルスと戦う力が向上するためです。
そのため、無理に熱を下げようとすると白血球の活動が低下し、風邪の症状が長引いてしまいます。
しかし、40℃以上の熱は脳に悪影響を与えるため、解熱剤を使用して対処します。
風邪薬を服用中にセサミンを摂取していい?
医薬品の薬は、含まれている成分によって体内の生理機能に働きかける作用が異なります。
薬と薬の飲み合わせに注意が必要なのは、配合されている化学成分によりお互いの効果を打ち消し合うか、或いは亢進して体の負荷を増大させる危険があるからです
一方、セサミンはサプリメントとして販売され、毎日薬のように摂取している方も多いと思いますが、セサミンは栄養素であって医薬品ではありません。
セサミンはゴマから抽出された栄養素なので、ゴマを使った料理を食べた後に風邪薬を服用して問題が無いように、セサミンと風邪薬を一緒に飲んでも問題はありません。
セサミンは風邪に対する免疫力を強化する
セサミンは肝臓で活性酸素を除去する
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セサミンをはじめとしたサプリメントは、毎日続けて摂取することで徐々に体質を改善することが目的で、医薬品のような即効性はありません。
セサミンは抗酸化物質として肝臓に作用し、肝臓で発生し肝機能を低下させる活性酸素※1を除去することで、体の健康維持に役立ちます。
※1 活性酸素とは電子が欠損し物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合し物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。
肝臓は「生体の化学工場」と呼ばれ、一つの臓器でエネルギーの生産、解毒、各種たんぱく質や酵素の生産など、様々な役割を担います。
活性酸素は肝臓でのエネルギーの生産や、蓄積した鉄によって発生し、肝臓の組織を傷つけ炎症を起こします。
炎症で肝機能が低下すると、体の各器官の機能も低下して病気になりやすくなります。
肝臓は免疫系の砦
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肝臓は解毒の作用があり、免疫系の最後の砦とも例えられる器官です。
ウィルスが侵入すると、白血球やナチュラルキラー細胞などが戦いを挑みますが、抵抗しきれなくなると肝臓に運ばれ、マイクロファージの一種であるクッパー細胞などが戦いを挑みます。
しかし、活性酸素の影響で肝機能が弱っていると、肝臓の免疫機能も低下するので、ウィルスが肝臓を通過して体全体に影響を及ぼしてしまいます。
セサミンで肝機能低下の原因となる活性酸素を除去し、肝機能を維持することが、風邪薬に頼らなくていい体質を作る近道です。
まとめ
風邪薬や風邪の諸症状を緩和する薬は、症状によって対応する成分が異なります。
そのため、化学成分を配合する医薬品と医薬品の飲み合わせは、体に悪影響を与える場合があります。
しかし、ゴマの栄養素であるセサミンは医薬品ではないので、風邪薬と飲み合わせをしても体に悪影響がでることはありません。
セサミンは、体の免疫機能で重要な肝臓の機能を保つ効果があるので、毎日セサミンのサプリメントを摂取し、体質改善をすると風邪になりにくい体が作れます。
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