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セサミンサプリを摂取する上での注意点

セサミンを効果的に摂取するには?

ゴマから抽出される稀少な栄養素で、アンチエイジングや生活習慣病の予防、体質改善、美容など様々な健康効果が知られているセサミン。
メーカー各社からセサミンのサプリメントが販売され、手軽に摂取できる健康食品です。
しかし、セサミンがどんなに健康効果が高くとも、効果的な摂取をしなければ体への作用も半減してしまいます。
今回は、セサミンのサプリメントを摂取する時の注意点についてお話します。

1日に摂取するセサミンの量は?

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セサミンはゴマから抽出される天然の栄養素ですが、生命の維持に必要不可欠な必須栄養素ではないので、摂取基準は設けられていません。
一般には、セサミンの効果を得るには1日に8~10mgの摂取が目安とされています。
ただし、効果を早く得たいがために、大量のセサミンの摂取はおススメできません。

セサミンはポリフェノール性物質の一種で、植物エストロゲンの作用を持っています。
同じ植物エストロゲンには、大豆イソフラボンがあり、日本人の食生活では大豆加工品から日常的に多くの植物エストロゲンを摂取しています。
内閣府食品安全委員会は、「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」で、植物エストロゲンの過剰摂取の危険性を指摘しています。
そのため、ポリフェノールの一種であるイソフラボンやフラボノイド類の場合、健康食品での1日の摂取量を30mg以内に制限することを推奨しています。

セサミンは同じポリフェノール類でもリグナンに属するので、イソフラボンほどの植物エストロゲンとしての作用は強くありません。
しかし、「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」なので、過剰摂取は控えた方が良いでしょう。

セサミンはいつ摂取するのがいい?

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セサミンは医薬品でないため、摂取するタイミングは特に設けられていません。
そのため、自分の都合の良いタイミングで摂取しても問題ありません。
ただし、セサミンは油に溶ける脂溶性の栄養素なので、脂質を含む他の食品と一緒に摂取した方が、消化器官が活性化するので吸収率が高まります。

セサミンはどれくらいで効果が現れるの?

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セサミンは医薬成分ではないので、即効性はありません。
セサミンはゴマの二次代謝産物※1なので、継続して摂取することで徐々に体質を改善し、効果を発揮します。
そのため、効果が出るのは人によりまちまちで、早い人では1~2週間程度で、遅い場合は2~3か月で効果が感じられるようになります。

※1 二次代謝産物とは植物特有の成分で、生体の維持には必要ないが、継続して摂取することで体に何かしらの効果をもたらす栄養素のこと。

セサミンは主に肝臓で作用し、美肌にも効果を発揮すると言われています。
年齢や個人差はありますが、肝臓は60日、肌は28日で、新陳代謝※2により全ての細胞が入れ替わると言われています。
効果を実感するには、最低でも2か月は継続して摂取してみてください。

※2 新陳代謝とは、古い細胞を分解し、細胞分裂で新しい細胞に入れ替えることで、組織の機能を保つ生理現象のこと。

セサミンを摂取し続けても効果が感じられない場合は?

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3か月以上摂取し続けて効果を実感できない場合は、体質的に合わなかった場合があります。
サプリメントをはじめとした健康食品は、必ずしも全ての人に効果を保証しているものではありません。
効果が実感できなかった場合は、摂取を諦めても問題ありません。

アレルギー体質の人はセサミンを摂取できるの?

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セサミン自体は、アレルギーを起こす物質ではありません。
しかし、一般的にセサミンのサプリメントに用いられるカプセルの素材のゼラチンは、人によりアレルギー反応を起こす場合があります。
ゼラチンは動物に含まれるたんぱく質であるコラーゲンができており、稀ですがコラーゲンにアレルギーを起こす人がいます。
動物性の食品にアレルギー反応を起こす人は、セサミンのサプリメントは少量から始めてください。

セサミンの保管場所は?

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セサミンのサプリメントは高温や低温、湿気が多い所を避け、温度が一定の風通しの良い場所に保管してください。

セサミンに使われているゼラチンは高温・多湿の場所だと柔らかくなり、サプリメント同士がくっついてしまいます。
また、冷蔵庫の中に入れると今度はカプセルが硬くなり、割れやすくなってしまいます。
さらに、ゼラチンは臭いを吸着する性質が有るので、臭いがきつい物は近くには置かない方が良いでしょう。

まとめ

セサミンは医薬品ではないため、摂取量や摂取時間は特に設けられていません。
しかし、1日の摂取の目安である8~10mgを守り、脂質を含む食品と摂取した方がより高い効果を発揮できます。
セサミンの効果は人により異なり、効果を実感するには肝臓の細胞が全て入れ替わる2か月は見る必要があり、効果が無い時は体質に合わなかったと考えられます。

また、セサミン自体はアレルギー物質ではありませんが、ゼラチンはアレルギー物質なので、アレルギーがある人は体に合うかどうか確かめるために、徐々に摂取してください。
セサミンの摂取方法を上手に活用し、セサミンの健康効果を高めてください。

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