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セサミンと一緒に摂りたいプロポリス

セサミンとプロポリスは相乗効果があるのか?

生活習慣病の予防やアンチエイジングに効果があり、ゴマから摂れる希少な栄養素として注目を浴びているセサミン。
その効果の高さから各社でサプリメントが販売されているので、既に愛用している方も多いことでしょう。
同じ希少な健康食品として愛用されているのが、蜜蜂で知られるプロポリスです。
高い健康効果があることは謳われていますが、蜂蜜やローヤルゼリーよりも、その効能はあまりよく知られていません。
実は、セサミンとプロポリスは相性が良く、相乗効果を発揮します。
今回は、セサミンとプロポリスの相乗効果についてお話します。

プロポリスとは

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プロポリスは、蜜蜂が植物から集めた樹脂を混ぜた混合物で、蜂ヤニとも呼ばれる物質です。
プロポリスを集める性質があるのはセイヨウミツバチだけで、同じミツバチでも日本の固有種であるニホンミツバチなどはプロポリスを集めません。
そのため、同じ蜜蜂から生産される蜂蜜やローヤルゼリーに比べ産出量は少なく、しかも人為的に生産することもできません。

プロポリスの役割

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プロポリスは蜜蜂が巣の隙間を埋める補修材に使用すると共に、非常に強い殺菌効果があります。
蜜蜂の巣は働き蜂や幼虫などが密集し温度が高く、本来であれば雑菌が繁殖しやすい環境です。
プロポリスの強い殺菌効果は、巣内で繁殖する真菌や微生物の繁殖を防止し、巣内を清潔に保つ役割があります。
巣に侵入した大型の生物が死んだ時などは、プロポリスでその死骸を塗り固め、腐敗で発生する雑菌を封じ込めてミイラ化します。

プロポリスと人類の関わり

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この殺菌効果は古くから人類に知られ、古代エジプトではミイラの防腐剤としてプロポリスが使用されています。
また、メソポタミア文明発祥の地である古代アッシリア地方では、傷薬として使用していたことが知られています。
古代ローマでは「天然の抗生物質」として使用され、その伝統から東ヨーロッパを中心に、現在まで消毒や抗炎症剤、鎮静剤などの薬として用いられています。

プロポリスの成分

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一般に、プロポリスの成分のうち50~55%が樹脂やバルサムと呼ばれる樹液で、30%程度が蜜蝋、10%が精油や揮発油、5%が花粉、残りがミネラルや有機物です。
この残りの部分に、300~400もの微量成分が含まれていると言われています。
蜜蜂が集めてくる植物の樹液や樹脂、花粉でプロポリスが作られるため、地域や季節などでプロポリスの成分が大きく異なります。
そのため、一概にどの成分が体に効果があるとは言えませんが、主成分のアルテピリンCやバッカリンなどの桂皮酸誘導体や、フラボノイドがプロポリスの活性成分であろうと考えられています。

プロポリスの効果

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プロポリスは含有されている多彩な微量成分により、医学分野で様々な研究がなされ、多彩な生理活性を持つことが分かっています。
プロポリスには殺菌効果以外に、抗炎症効果、抗酸化作用、肝臓の解毒効果が確認されているほか、免疫力の調整や鎮痛作用、整腸作用、抗アレルギー作用、精神安定作用があるとされています。

セサミンとは

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セサミンはゴマ全体の僅か1%に満たない栄養素で、ポリフェノール性物質のゴマリグナンの一種です。
セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質と、女性ホルモンのエストロゲンと分子構造が似た植物エストロゲンの作用を併せ持っています。
また、セサミンは自らが抗酸化物質として作用する以外に、抗酸化物質として体内で生産されるグルタチオンや必須栄養素のビタミンEの作用を強化する効果もあります。

セサミンとプロポリスの相乗効果

セサミンとプロポリスを一緒に摂取すると、プロポリスがセサミンの効果を高める作用があります。
セサミンとプロポリスがどのように体に作用するのか、詳しく見てみましょう。

活性酸素の除去

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活性酸素※1は細胞内のミトコンドリアがエネルギーを生産したり、紫外線を浴びたりすることで体内に発生します。
活性酸素は体の組織と結合して変質化させ、組織の機能を奪い劣化させます。
組織の劣化が進むと体の各所で不具合が生じ、老化が促進します。
そのため、私たちの体は体内で抗酸化物質を生産すると共に、食物で抗酸化物質を摂取し活性酸素を除去しています。

※1 活性酸素とは電子が欠損した物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。

しかし、加齢で代謝※2機能が低下するとともに、体内で生産する抗酸化物質の量が減少するので、食物で抗酸化物質を摂取する必要があります。
プロポリスは抗酸化物質として作用するフラボノイドを含有しているため、セサミンとともに体内の活性酸素の除去に効果を発揮します。
セサミンとプロポリスを摂取すると、体内に抗酸化物質を取り込むことになるので、活性酸素の除去が促進され、組織の劣化を抑制できます。

※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。

血液をサラサラにする

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セサミンは小腸でのコレステロールの吸収を阻害すると共に、肝臓でのコレステロールの生産も阻害する作用があり、血中コレステロールを減少させる作用があります。
一方、プロポリスにも悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールを下げる効果が知られており、セサミンと一緒に摂取することで血液がサラサラになり、動脈硬化などの生活習慣病のリスクが低下します。

ダイエット効果

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セサミンは、肝臓の脂肪からエネルギーを取り出す際に必要な、脂肪酸β酸化系酵素や脂肪酸酸化系酵素の発現を増やす作用があり、脂肪がエネルギーに代謝されやすいようにします。
一方、プロポリスはラットを使った実験で脂肪の代謝促進や、食物からの脂質吸収を抑制する作用が報告されています。
セサミンとプロポリスを一緒に摂取すると、肝臓の脂肪代謝が促進され、肥満解消に役立ちます。

美肌効果

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セサミンは、紫外線を浴びることで皮膚に発生する活性酸素を除去して酸化を防ぎ、シミの原因となるメラニン色素を抑制するビタミンEの抗酸化作用を強化する効果があり、皮膚の健康維持に間接的に関与しています。
プロポリスも皮膚で抗酸化作用を発揮するとともに、殺菌効果と抗炎症効果があるので、肌にできた吹き出物やニキビの化膿や炎症を抑える効果があります。

まとめ

プロポリスは蜜蜂が植物の樹脂成分を用いて生産し、僅かな量に多様な微量成分を含有している化合物です。
プロポリスは非常に強い殺菌効果以外に、抗酸化作用、抗炎症作用などが認められています。
同じく抗酸化作用のあるセサミンと一緒に摂取すると、体内で活性酸素の除去に効果を発揮すると共に、脂肪を減らし血液をサラサラにし、さらに美肌にも効果を発揮します。
セサミンとプロポリスはあなたの健康維持に相乗効果を発揮する、とても良い組み合わせです。

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