セサミンで風邪予防
セサミンは風邪に強い体質を作る
ゴマの稀少な栄養素として、アンチエイジングや健康増進に効果があることで人気のセサミン。
年を取ると風邪を引きやすくなりますが、単に体力の低下が原因と思っていませんか?
セサミンは風邪を予防し、仮に風邪を引いても回復が早い体質をつくる効果があります。
今回は、セサミンと風邪の関係についてお話します。
風邪とは
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風邪はウイルスによる急性の上気道感染症の総称で、咳、喉の痛み、鼻水、鼻づまりなど呼吸器症状や、発熱を引き起こします。
風邪を引き起こすのはラノウイルスやコロナウイルスなどで、一年を通じて感染するリスクがあります。
風邪とインフルエンザの違いは?
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一方、風邪と勘違いされやすいのがインフルエンザで、こちらはインフルエンザウイルスによる急性感染症です。
空気が乾燥した冬場に起きやすく、口や鼻の粘液からウイルスが侵入し突然38℃以上の高熱を生じます。風邪と同じく咳、喉の痛み、鼻水など呼吸器症状を引き起こします。
また、インフルエンザの場合、関節痛や筋肉痛、頭痛などの痛みや、倦怠感、食欲不振など全身症状が現れ、悪化すると合併症として肺炎やインフルエンザ脳炎を引き起こします。
インフルエンザは風邪とは違うといいますが、どちらもウイルスによる感染症であることは変わりありません。
ウイルスは薬が効かない
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感染症と言うと薬として抗生物質が頭に浮かびますが、抗生物質が有効なのは細菌や真菌などの細胞膜を持つ菌類だけです。
遺伝子情報を保存する核を、硬いたんぱく質の殻で覆っただけの単純構造のウイルスには、抗生物質は利きません。
風邪薬として医者に処方されるのは、風邪の諸症状を緩和する薬です。
また、インフルエンザにかかると抗インフルエンザ薬が処方されますが、インフルエンザの増殖を抑えるだけで、インフルエンザを殺す効果はありません。
ウイルスを退治するのは体内の免疫系
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ウイルスを退治するのは体内の白血球をはじめとした免疫系で、免疫系が正常に機能していれば風邪やインフルエンザの治りが早くなります。
そのため、風邪やインフルエンザに罹った時は、しっかり栄養を摂り、十分な休養と睡眠を取ることが何よりの特効薬です。
セサミンは風邪やインフルエンザを予防する
セサミンはゴマから抽出される栄養素で、ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質として、主に肝臓で作用する特性があります。
セサミンを摂取すると風邪やウイルスに強い体質になり、仮に感染しても回復が早くなります。
セサミンがどのように作用すると、風邪やウイルスに強い体が手に入るのか、詳しく見てみましょう。
肝機能の低下は免疫系の低下を招く
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肝臓は別名「生体の化学工場」と呼ばれ、1つの臓器でエネルギーの生産、解毒、各種たんぱく質や酵素の生産など、様々な役割を担っています。
肝臓はエネルギーの生産を行っているため、白血球などを活性化するアミノ酸も肝臓で生産され、全身に運ばれます。
また、感染した場所のウイルスが増殖し、白血球やNK(ナチュラルキラー)細胞などで処理しきれなくなると、血液で肝臓に運ばれます。
肝臓にはクッパー細胞と呼ばれるマクロファージの一種があり、ウイルスを貪食して消化します。
しかし肝機能が低下すると、これらの免疫機能も低下し、肝臓でウイルスを阻止できなくなります。
肝臓を通過したウイルスは全身を巡り、風邪やインフルエンザが長期化してしまいます。
肝機能低下の原因は活性酸素
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肝臓は生体のエネルギーの生産を行う器官で、その過程で大量の活性酸素※1が発生します。
肝臓の組織が活性酸素と結合すると変質し、その機能が喪失します。
そのため肝臓は自ら抗酸化物質を生産すると共に、抗酸化作用のある栄養素を取り込み活性酸素の除去を行います。
※1 活性酸素とは電子が欠損し物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。
しかし、加齢で肝臓の代謝※2機能が低下すると、自らが作り出す抗酸化物質で活性酸素の除去が間に合わなくなり、肝機能の低下が加速してしまいます。
※2 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。
セサミンは活性酸素を除去し肝機能を活性化
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セサミンは肝臓で抗酸化物質として作用すると共に、肝臓で生産される抗酸化物質のグルタチオンや、抗酸化作用のあるビタミンEを活性化する作用があります。
その結果、肝臓の活性酸素の除去が促進され、肝臓の機能が改善します。
肝臓の機能が改善すると、代謝機能も回復するので、免疫系を活性化する各種アミノの生産力も向上し、また、肝臓のクッパー細胞も正常に機能するようになります。
また、疲労が蓄積すると免疫機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。
セサミンで肝機能が改善すると、肝臓でのエネルギー生産も向上します。
疲労の回復力が高まると、免疫力が向上するので、風邪やインフルエンザに強い体質になります。
まとめ
風邪やインフルエンザは、ウイルスが体内に感染することで発生し、薬では体内に侵入したウイルスを撃退できません。
ウイルスを撃退できるのは体内の免疫系だけで、免疫機能が低下するとウイルスに感染しやすくなり、症状も長引きます。
セサミンは肝臓で抗酸化物質として作用することで、加齢で衰えた肝機能を改善します。
肝臓は体内の免疫系を活性化するアミノ酸の生産や、増殖したウイルスの処理も行うので、セサミンで肝機能が改善すると、体の免疫系が向上して風邪に強い体質が作れます。
最近風邪になりやすいな、と感じている方は、ぜひセサミンで体質を改善してください。
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