セサミンで月経痛を緩和
セサミンは月経痛に効果あり
女性の美容や健康に効果があり、ゴマ由来の健康食品として人気を集めているセサミン。
セサミンは女性に嬉しい効果が多くありますが、月経痛に悩む女性にとっても頼もしいサポーターになります。
今回は、セサミンと月経痛の関係についてお話します。
月経痛とは
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
月経痛は、生理の過程で卵子の着床のために厚くした子宮内膜が、着床しなかったために剥がれ落ちる時に起こる、下腹部や腰の痛みのことを言います。
月経痛は、ひどい場合は吐き気や下痢などを伴う月経困難症を引き起こします。
生理が正常であれば約28日周期で訪れるので、月経痛が酷い人にとっては悩みの種です。
月経痛は出産を経験すると軽くなる傾向にありますが、昨今は晩婚化や生涯独身を貫く女性が増え、月経痛に悩む女性も増えています。
2004年の厚生労働省の調査では、働く女性の実に1/3が月経痛に悩まされているとされています。
月経痛の原因
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
子宮内膜を剥がす指令を出すのが、プロスタグランジンと呼ばれるホルモンです。
プロスタグランジンが分泌されると、子宮が収縮し子宮内膜を剥がす作用が働きます。
子宮が縮むと同時に周囲の血管も収縮し、充血やうっ血が生じて痛みとなって症状に現れます。
また、子宮の出口が狭かったり、冷え性や貧血などで血行不良だったりすると、プロスタグランジンが子宮に停滞し、子宮の収縮が長く続いてしまいます。
セサミンは月経痛を緩和
セサミンはゴマ由来の栄養素で、ゴマリグナンと呼ばれるポリフェノール性物質の一種です。
セサミンは油に溶ける脂溶性の抗酸化物質で、女性ホルモンのエストロゲンと似た分子構造を持つ植物エストロゲンとの作用を合わせ持っています。
セサミンがどのように月経痛を緩和するのか、詳しく見てみましょう。
セサミンで血行改善
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
月経痛は、血行不良が原因の一つに挙げられます。
血行不良の原因は様々ですが、血液がドロドロになったり、自律神経が乱れたりすると血行が悪くなります。
セサミンは、血行を改善する効果があります。
肝機能の低下は血液をドロドロにする
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
血液がドロドロになるのは、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールの分泌が増えるのが原因です。
中性脂肪やLDLコレステロールは、「生体の化学工場」と呼ばれる肝臓で生産されます。
肝臓は生命を維持するため糖質、脂質、たんぱく質の三大栄養素を代謝※1してエネルギーを生産しますが、余分な栄養素は脂肪として肝臓に蓄えられます。
加齢やストレスなどで肝機能が低下すると、肝臓に脂肪が増え、それと共に中性脂肪やLDLコレステロールの分泌が増え、血液がドロドロになります。
※1 代謝とは、ある物質を体内の化学反応で、別の性質の物質に変えること。
肝機能低下の原因は活性酸素
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
肝臓はエネルギーを生産する際に、大量の活性酸素※2を放出します。
肝臓の組織が活性酸素と結合すると変質し、その機能が喪失します。
また、肝臓の脂肪が活性酸素と結合すると過酸化脂質になり、自らも活性酸素を放出するようになります。
肝臓は自らが生産する活性酸素から身を守るために、抗酸化物質を生産し、或いは抗酸化作用のある栄養素を摂取して活性酸素を除去します。
しかし、加齢などで抗酸化物質の生産量が低下すると、活性酸素の除去が間に合わず、肝機能の低下に拍車が掛かります。
※2 活性酸素とは電子が欠損し物質として不安定な酸素のこと。他の物質と結合して物質としての安定化を図るため、普通の酸素に比べ化学反応が早い性質があります。
セサミンは肝臓で働く抗酸化物質
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
セサミンはそのままでは抗酸化物質としてほとんど作用しませんが、体内に吸収され肝臓に運ばれるとカテコール体に代謝され、抗酸化物質として活性化します。
また、肝臓で抗酸化物質として作用するグルタチオンや、同じ脂溶性の栄養素で抗酸化作用のあるビタミンEも活性化します。
その結果、肝臓での活性酸素の除去が促進され、肝機能が改善します。
肝臓でのエネルギー生産量が増えると、肝臓に蓄積した脂肪が減少します。
セサミンは脂肪燃焼やコレステロール低下も促進
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
また、セサミンは脂肪からエネルギーを取り出す際に必要な、脂肪酸β酸化系酵素や脂肪酸酸化系酵素の発現を増やし、脂肪のエネルギー代謝を促進します。
さらにセサミンは小腸でのコレステロールの吸収や、肝臓でのコレステロールの合成を阻害する作用もあります。
その結果、肝臓で分泌される中性脂肪やLDLコレステロールが減り、血液がサラサラになります。
血行が良くなると、プロスタグランジンが子宮に停滞しにくくなり、月経痛の改善につながります。
エストロゲンの減少は自律神経を乱す
血行不良は自律神経の乱れも原因
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
ストレスや更年期を迎えると、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少します。
女性の場合、エストロゲンは自律神経の働きにも関与しているため、体内のエストロゲンが減少すると自律神経も乱れます。
自律神経は自分の意思ではコントロールができない生理機能を調整しているので、自律神経が乱れると血管の収縮などが起こり、血行が悪くなります。
セサミンは女性の自律神経を改善
- 詳しい説明(クリックで展開)
-
セサミンは植物エストロゲンとしても作用するので、分泌が減少したエストロゲンの代役になり、自律神経の乱れを改善します。
その結果、血行も改善するので月経痛を緩和できます。
まとめ
月経痛はプロスタグランジンの分泌で子宮が過剰に収縮し、充血やうっ血により痛みが伴う症状です。
女性に多い血行不良は、子宮にプロスタグランジンが長く停滞する原因になります。
脂肪燃焼効果の高いセサミンを摂取すると、血中の中性脂肪やLDLコレステロールが減り血行が改善します。
また、血行不良はエストロゲンの減少による自律神経の乱れも要因なので、植物エストロゲンの作用があるセサミンは自律神経の乱れを改善し、血行を良くします。
血行改善に効果のあるセサミンは、月経痛に悩む女性の良きサポーターです。
費用対効果に優れたサプリを知りたい…
そんな場合は、ランキングを参考にして製品を選ぶのがおすすめです。 私が実際に購入したサプリの中から「満足できた」ものだけを厳選して掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。 続きを読む